ちいさなプリンセスソフィアは現代アメリカ社会の縮図だった!?ディズニーが伝えたい真のメッセージとは

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こんにちは、らくスノです。

最近親戚から絵本をもらって、娘もすっかりディズニー制作の3Dアニメ「ちいさなプリンセスソフィア」にはまってしまいました。

毎週日曜日は娘をひざに抱えTV放送を見るのが日課になっておりますが、実はこの物語の設定は現代アメリカの縮図とディズニーが伝えたい真のメッセージが隠されていたのです。

今回の記事は、そんな「ちいさなプリンセスソフィア」の隠れたメッセージについてお話したいと思います。

アメリカの複雑な家庭事情を反映している

舞台は魔法の王国エンチャンシア。

プリンセスソフィアのお城や学校での出来事を描いた物語で、本国アメリカではディズニーチャンネル、日本ではテレビ東京系で放送されています。

…とここまでは、なんともディズニーらしい夢のあるお話なんですが、気になったのがプリンセスになった経緯です。

なんと、ソフィアの母ミランダがローランド2世(王様)と再婚したことにより、棚ぼたでプリンセスになったのです(笑)

しかも、ローランド2世も再婚で、これまたジェームズとアンバーという2人の子どもがいます。

らくスノ
ここは普通に三兄弟なんて設定で良かったじゃないの…?

これ昼ドラじゃないんですよ、子どもが見るアニメです(笑)

なぜ、わざわざこんな回りくどい設定にしたのでしょうか。

ここに、アメリカ社会が抱える問題の一端が見えてきます。

アメリカは離婚率が高い

アメリカでは、人口1,000人当たりの結婚6.8件ですが、離婚3.60件。
6.8件結婚しても3.60件の離婚が発生するわけで、つまり「結婚した2組のうち1組は別れる」という、よくいわれる言葉が(ちょっと乱暴ですが)正しいことが分かります。

また、このデータを見る限り「1組以上別れる」傾向があることが分かります。

同じように考えると、日本の場合「2.9組に1組」が別れていることが分かりますが、まだアメリカの状態にまでいってないことも分かります。

引用:マイナビウーマン

まず注目したいのが、アメリカの離婚率の高さです。

日本では結婚した3組のうち1組が離婚していますが、それでも世界的に見ればまだ良い方。

アメリカでは実に2組のうち1組が離婚している計算になるわけです。

現在の離婚率は一頃にくらべて減少傾向でしたが、昨今の不景気でまた増加しているようです…まさに金の切れ目が縁の切れ目(笑)

※ソフィアの母ミランダと父は死別との説もあります。

再婚する人も多い

再婚の場合には、離婚で失望し、傷ついても、ほとんどの場合はまた結婚しようとする。驚くべきことに、心傷ついた離婚経験者の75%が再婚する。(アメリカ)

引用:リコナビ

対して、アメリカでは75%の人が再婚するとのこと。

これまた日本より高い再婚率です。

要はアメリカでは日本より離婚や再婚の可能性が高く、ソフィアのような境遇の子どもも珍しくないということ。

こういった背景が、わざわざソフィアの境遇を複雑にした理由なのです。

ディズニーが描くアメリカ社会の問題

ディズニーってけっこう社会風刺とかもぶち込んでくるんですよ。

例えば、映画「ズートピア」に出てくる免許センター職員の”ナマケモノ”フラッシュ。

日本人の感覚で見ると、なぜ免許センターの職員をナマケモノにしたか明確に答えられる人は少ないと思います。

これ、本国の映画館では大人が爆笑だったらしいです。

アメリカでは免許センターの対応が遅いことは常識で、職員をナマケモノにすることによって暗に皮肉っているのです。

大人が見てもディズニーアニメが面白いのはこういったことも理由だったりします。

ズートピアは他にもいろいろ社会風刺を盛り込んでいるので、調べてみると映画がさらに楽しめますよ。

アメリカと言えば人種問題

「ちいさなプリンセスソフィア」の隠れたメッセージについて、さらに掘り下げてみましょう。

アメリカ合衆国建国以来の課題といえば人種問題があげられます。

現在では中東の移民受け入れ等が日本でもニュースで取り上げられますが、他にも様々な人種問題を抱えています。

具体的には、ヒスパニック系住民の人口増加やネイティブアメリカンのリザベーション問題など。

そして2040年代にはマイノリティーの人口が白人を上回るのではないかとも言われています。

アメリカを代表する企業であるウォルト・ディズニー・カンパニーとしても捨て置けない問題でしょう。

ディズニーは人類総プリンセス時代へ

ウォルト自身は人種差別主義者だったのではないかという批判もありますが、現在のディズニーアニメは人種に配慮した作品が多いです。

アメリカでは1980年以降、各個人の感情はともかく表面的な差別は減少しました。

いわゆる人種のサラダボウルってやつです。

ハリウッド映画ではアファーマティブ・アクション、いわゆる人種枠が存在するようですが、ディズニーでも1992年公開の「アラジン」を皮切りに、様々な人種のプリンセス映画が作られるようになりましたね。

人種問題の改善とともに、ディズニーも有色人種をプリンセスとして登場させたのです。

ここでもディズニーが思い描く、理想のアメリカ社会を垣間見ることができます。

そして「ちいさなプリンセスソフィア」が本国アメリカで放送された2013年、ついにディズニープリンセスも人種のサラダボウル時代に突入しました。

アフリカ系、アジア系等様々な人種のプリンス、プリンセスがソフィアといっしょに仲良く登場するのです。

2017年4月時点でいったんソフィアは終了しましたが、同じ世界でのクロスオーバー作品「アバローのプリンセス エレナ」も始まりました。

次の物語、主人公はヒスパニック系のプリンセスです。なんかサトゥ王国のトシ国王なんて、日本っぽいキャラクターも出てきました(笑)

前述のとおり、これはアメリカのマイノリティ台頭を予見して、より高い次元での人種共存を実現するためにディズニーが発信する隠れたメッセージなのです。

ソフィアに感化された子ども達が大人になれば、人種問題がさらに改善されるかもしれませんね。

ディズニーがソフィアを通して伝えたいメッセージとは

「ちいさなプリンセスソフィア」に隠されたメッセージは2つあります。

1つ目は、ソフィアにとって継父にあたる王様や、血のつながりの無い2人の兄弟との絆です。

その証拠に、実の母であるミランダはほとんど登場しません(笑)

一説にはアメリカの児童虐待の認知件数は日本の10倍にものぼると言われています。

そんな親子関係が問題となっているアメリカ社会にあって、たとえ血のつながりがなくても真の家族になれるということを表現しているのです。

そして、2つ目は人種のサラダボウルという言葉が象徴するように、それぞれの人種がお互いを尊重しながら共存共栄していける社会の実現です。

ソフィアが通う王立アカデミーには様々な民族衣装をまとった子ども達の姿がありますが、ここにもディズニーの意図が見え隠れします。

通常、学校にいろいろな民族衣装の子ども達がいるのは不自然ですが、魔法の王国というなんでもありの設定がそれを可能にしているのです。

民族衣装を着用した同級生の存在は、まさにディズニーが理想とするアメリカ社会そのものなんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私はいつも娘と一緒にアニメを見るようにしているのですが、大人が見るとすぐに飽きてしまう作品が多いんですよ。

そんな中で親子で楽しめるディズニーアニメはとても貴重だと思います。

ソフィアに限らず、ディズニー作品は社会問題や人間関係を深く表現をすることが多いので、大人が見ても面白いんですよね。

トイストーリーも泣けたしなぁ~(笑)

今後も親子で楽しめるディズニーアニメに注目していこうと思います。

この記事が参考になれば幸いです。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京在住、元スノーボードインストラクターという一風変わった肩書きを持つ35歳のサラリーマンで、子育てと父親のあり方について考える子育てプロデューサー。 独身時代から多趣味なことが災いし、子どもが生まれたあともしばらくは自分中心の生活を続けていましたが、ある出来事をきっかけに改心して、今では娘と過ごす時間を一番に考え充実した毎日を過ごしています。