- 質の高い記事の基準は?
- どうしたら質の高い記事が書けるの?
- 記事の質をさらに高めるコツは?
こんにちは。
一日1~2時間の作業で月20万円前後の収益を得ている副業ブロガー。「ニッチジャンルで安定的に稼ぐブログ理論」を提唱しているユキスキです。
前回、検索順位は「記事の質+SEO」で決まるというお話をしました。
今回は、より具体的に「記事の質を高める方法」についてお話したいと思います。


ゆき子さんのおっしゃる通り「検索上位に表示させるには記事の質が大事!」と言われても、具体的な基準が無いと、それが正しいのかどうかもわかりませんよね。
実は質の高い記事の書き方や、それをチェックする方法はちゃんとあるんですよ。
この記事を最後までお読みいただければ、質の高い記事を書くことができるようになります。
目次
質の高いブログ記事の書き方


質の高い記事を書くコツは、「読者の悩みを解決すること」です。
- 病気の悩み
- 育児の悩み
- お金の悩み
- 恋愛の悩み
この世の中で、悩みがない人間なんていません。だから、その悩みを解決する方法をブログ記事にすれば、自然と質の高い記事を書くことができます。
たとえば、なかなかサッカーが上手くなれなくて悩んでいる人に向けて上達のコツを記事にすれば、このうえなく価値のある文章になります。
グーグルが決定している検索順位を言い換えるなら、「読者の悩みが解決される可能性が高い順」ということになります。
自分の言いたいことだけ書いてはいけない
少なくともブログを副業として成功させるなら、自分の言いたいことだけ書いていてはいけないということです。


たしかに、アメブロなどでは有名・無名問わず日記があふれてますよね。
では、質問です。あなたは私(ユキスキ)が今日何を食べたかなんて知りたいと思います?
はい、まったく興味ないですよね(笑)
自分の好きなことだけ書いて成功するブロガーは、
- 芸能人・有名人で、すでに一定のファンがいる
- 特殊な環境にいる(アマゾンの秘境に住んでいるなど…)
- 小説家のような高い表現力を持ち合わせている
この3パターンしかありません。要は、日常をエンターテインメントとして楽しませることができる人ですね。
でも、このパターンで成功するのは、売れっ子芸能人になるくらい難しい…
だから、私もふくめ無名の素人がブログを副業として成功させるなら、常に誰かの悩みにフォーカスしなければいけないのです。
読者の悩みを知る2つの方法


質の高い記事は、読者の悩みにフォーカスすることによって担保されるということはお分かりいただけたと思います。
では、具体的にどのようにすれば、読者の悩みを知ることができるのでしょうか?
自分の経験
読者の悩みを知る一番簡単な方法が、自分の経験です。
- 3年間ずっと片思いしていた。
- 成績が悪く、志望の大学には行けないと言われた。
- 大会でレギュラーになれなかった。
誰しも、悩んだ経験はあると思います。
逆に言えば、インターネットの向こう側にも同じ悩みを抱えている人がたくさんいるということです。
だから、あなたの悩みは読者の悩みということになります。
また、あなたが経験したことなら、解決方法も導きやすいですよね。
後述しますが、自分の経験はリアリティのある一次情報となり、検索エンジンの評価も上がります。
キーワード検索ツール

キーワード検索ツールというものがあります。
たとえば、「サッカー ドリブル」と入れると、フェイント、テクニック、コツ等…関連キーワードがたくさん出てきます。
このツールで、読者がどんな悩みを持って検索しているか、手に取るように分かるのです。
この中から、自分の解決できそうな悩みを記事にしていくことで、質の高い文章を書く事ができます。
記事の質ってどうやって判断してるの?


あなたがインターネットの向こう側にいる読者の「悩みと解決方法」を記事にしたとして、その悩みにフォーカスした記事は他にもあるはず。
では、グーグルの検索エンジンはどうやって、あなたの記事とライバルの記事の「質の高さ」を判断しているのでしょうか。
だって、「質の高さ」なんて感覚的なものに優劣を付けることができるなんて、不思議だと思いませんか?
実は、質の高さをジャッジする項目は「記事の内容」と「読者の行動」なんです。
記事の内容
「記事の内容をグーグルが判別できるの?」なんて驚かれるかもしれませんが、AIの発達で日に日に精度は上がってきています。
記事の内容どころか、執筆した人まで把握しているはずです。具体的には、下記の内容で記事の優劣を判別しています。
■記事の専門性、権威性、信頼性
以前の記事で、グーグルは検索順位を決定する基準をトップシークレットにしているとお話しましたが、「これは重要な指標だよ」というのを公式でも発表する時があります。
その一つが、記事の専門性、権威性、信頼性です。
分かりやすい例だと医療関係の記事。たとえまったく同じ内容でも、一般人より医師や医療機関の書いた記事が優先されます。
医療に限らずどんなジャンルでもそうですが、専門家が書いた記事が優先される傾向にあります。
■一次情報
「渋谷は今日もたくさんに人で賑わっていました。」
「渋谷は今日もたくさんの人で賑わっていたと聞きました。」
皆さんはどちらの情報のほうが信頼性が高いと思いますか?
前項の続きになりますが、自分の体験談と聞いた話では、どちらの情報の質が高いか説明するまでもありませんよね。
たとえ同じ内容でも、一次情報のほうが「質が高い記事」と判断されます。
■情報の鮮度(記事を書いた日時)
時事ネタやイベント関係の記事は、当然ながら情報の鮮度が新しいものが優遇されます。
■情報の独自性、稀少性
他のブログ記事と比べたとき、その情報に独自性、稀少性(きしょうせい)があるかどうかで順位をジャッジしています。
たとえばサッカー日本代表戦で、他のブロガーが日本目線で語る中、対戦相手目線で語る記事があったらどうでしょうか?
その情報に独自性、稀少性がありますよね。
読者の行動
読者の行動も、記事の優劣を判断する材料の一つです。
■読んでいる時間
その悩みに対して、ライバルよりもあなたの記事のほうが長い時間読まれていれば、質が高いと判断されます。
■読者の離脱
グーグルの検索エンジンは、読者がどこで離脱したかも把握しています。
ただ、勘違いして欲しくないのが、途中で離脱されることが必ずしも悪いことではないのです。
だって、たとえ記事の途中でも悩みが解決できていれば問題ないのですから。
最悪なのが、再度検索エンジンに戻られること。
読者が同じキーワードで再検索をかけるということは、問題が解決してない証となってしまいます。
しっかりあなたの記事の中で悩みを解決してあげなければいけません。
記事の質をさらに向上させる方法は?


満足のいく記事が書けたとしても、思ったような順位にならない時があります。
それは、あなたが満足しているだけであって、読者にとって「質の高い記事」じゃないかもしれません。
そんな時は、グーグルの判断基準をふまえ、記事をリライトして質を向上させましょう。
【検索順位を知る方法】
- 個別の順位を知るなら、実際検索してみる
- 全体の順位を知るならグーグルサーチコンソールを使う
- 順位チェックツールを使う
※順位チェックツールは、月々1,000円くらいかかるので、最初の頃はサーチコンソールか実際に検索して調べる方法をおすすめします。
記事の内容を見直す
前項でお話した通り、グーグルの判断基準を知れば、おのずと改善点も見えてきます。
■専門性、権威性、信頼性は担保されているか?
とはいえ、いきなり専門家になることは難しいと思います。でも、権威性や専門性を高める方法は他にもあります。
- ツテがあるなら、専門家の意見を聞く
- 専門家の記事、専門機関の論文を引用する
- そのジャンルに特化したブログを構築する
もし記事の論拠が弱いと感じたら、上記のことを意識してみましょう。
■一次情報を発信しているか?
実際に現地に行って現状をレポートすれば、記事の質を高めることができます。
また、写真などを掲載すると、より信ぴょう性が増しますね。
もちろん、自身の体験談も立派な一次情報となります。
■情報鮮度は高いのか?
更新できる内容であれば、金額、場所、期間等修正して、日付を更新すると良いでしょう。
■記事に独自性、稀少性はあるか?
読者は同じ内容の記事を読みたいとは思いませんよね。
あなたが質は高いと思っていても、ライバルが同じ内容を書いていると評価されにくくなります。
時には独自の目線で記事を書いてみることが重要です。
アナリティクスやヒートマップを活用
前項の通り、記事の内容をリライトした上で、アナリティクスやヒートマップを活用してみましょう。
■記事が読まれている時間は適切か?

上記は、私が運営しているサイトのアナリティクス画面です。ほとんどの記事が2,000文字程度ですが、平均セッション時間が1分22秒あります。
もちろんライバルの状況にもよりますが、大体このくらいの時間読まれていれば30万PVは狙えるということです。
■最後まで読まれているか?読者の離脱は適正か?
前項で説明したとおり、途中離脱は悪いことではありません。問題は「どこで離脱されたか」です。
もし記事の要点より前に離脱されていたら、読者が満足してない証拠でしょう。

読者がどこで離脱したかは、ヒートマップというツールで可視化することができます。無料版もあるので、試しに使ってみると良いかもしれません。
まとめ


いかがでしたでしょうか。
最後に今回の記事をまとめてみたいと思います。
- 質の高い記事を書くコツは、「読者の悩みを解決すること」
- 自分の言いたいことだけ書いてはいけない(日記など)
- 読者の悩みを知る方法は「自分の経験」と「キーワード検索ツール」
- グーグルは、質を「記事の内容」と「読者の行動」で判断している
- 思うように順位が上がらないなら、記事の内容を見直し、アナリティクスやヒートマップを活用する。
「私にはこんなことできない…」
いえいえ、最初からすべて完璧にできる人間なんていません。まずは、「読者の悩みに寄り添う記事を書く」ということだけ意識してください。
徐々に結果となって現れるはずです。
次回は、ブログ初心者の方が意識すべきSEOについてお話したいと思います。
ではでは、さようなり~