- 情報弱者の特徴とは?
- この記事を読んでいる時点で、情報弱者ではない!?
- 世の中の人はほとんど情弱
こんにちは。
一日1~2時間の作業で月20万円前後の収益を得ている副業ブロガー。「ニッチジャンルで安定的に稼ぐブログ理論」を提唱しているユキスキです。
5年くらいブログやってると、界隈のこともそこそこ詳しくなりますが、やっぱり最前線にいるようなインフルエンサーさんって情報に対する臭覚が鋭いんですよ。
しかも、情報弱者を煽ってくるから、「私って情弱なのかな…」なんて不安を覚えるのも仕方のないことです。
安心してください。この記事を見ている時点で、すでにあなたは情報弱者ではありません。
情弱の基準とは
情弱とは「知らない人ではなく、知ろうしない人」のことを指します。
そもそ、情弱とは「情報弱者」の略で、主に金銭的な情報に疎い方への蔑称として使う場合が多いです。
たとえば、楽して稼げる系の情報商材に騙されたり、iDeCoやNISAの税制優遇について知らない人を情弱と呼びます。
でも、おかしいと思いませんか?
情弱は感覚的なもので、「これを知らないと情弱!」基準があるわけではないんですよ。
なのに、知らないから「情弱」の烙印を押すのは、いささか乱暴ですよね。
実際、東大に行くような秀才でも、知らないことはたくさんあるはず。
でも、ある程度情弱かどうか判断することはできます。
それが「知らない人ではなく、知ろうしない人」です。
世の中の情報に敏感な人は、知らないことはすぐ調べます。しかし、情報弱者は知らないことを放置します。
それが、知らない人と知ろうとしない人の違いです。
情弱だと思っている情報弱者なんていない
「情弱だと思っている情報弱者なんていない」
いきなり訳のわからんこと言ってすみません(笑)哲学者デカルトの言葉を私流にアレンジしてみました。
でも、これすっごく大事なことです。
デカルトの「我思う、故に我あり」という言葉はあまりにも有名ですよね。
まぁ言葉の解釈については様々な説があるので深く聞かれると困りますが(笑)
要は「自分が存在を認知しなければ、それはないものと一緒だ」ということです。
たとえば、宇宙人は地球以外にも間違いなく存在すると言われていますよね。
でも、私たちが存在すると想像しない限り、いてもいなくても一緒なんですよ。
話を「情弱」に戻しましょう。
そもそも、本当に情報弱者だったら、自分のことを「情弱」って認識してないんですよ。だって、知ろうとしないわけですから。
だから、自分は「情弱」だと思っている時点で、もう情弱では無いのです。

情弱とは知らない人ではなく知ろうとしない人
ギリシアの大哲学者ソクラテスは「無知の知」という言葉を残しています。
当時は論争と呼ばれる「口喧嘩」みたいのが流行っていて、たがいの知識を競っていました。
でも、ある時ソクラテスは思うんですね。
「人間が知ってることなんてたかがしれてる。むしろ知らないと認識することのほうが尊いのではないか」と。
ソクラテスは「私はなんでも知っている!」って奴より、「私情弱でなんにも知らないんだ…」って思い始めたあなたの方が優れていると解いています。
世の中のほとんどの人は情弱
まぁ「どこからが情報弱者か」って線引きは難しいですが、たとえば以下のことはご存知でしょうか。
- キャッシュレス決済
- 格安SIM
- iDeCo、NISA
- ふるさと納税
もちろん、格安SIMやiDeCo、NISA使ってないから情弱ってことはありませんが、知ってて使わないのと、知らないで使わないのでは大違い。
または、会社員より経営者の方が税制優遇されてるって事実、ほとんどのサラリーマンは知らないでしょう。
でもね、そんなに卑下することはありません。だって、世の中の人はほとんど情弱ですから(笑)
嘘だと思うなら、試しに家族・友人、会社の同僚でもいいです。
キャッシュレス決済、格安SIM、iDeCo、NISA、ふるさと納税のメリットについて何気なく聞いてみてください。
はたして何人が正確に答えられるでしょうか?
会社員と経営者の税制の違いについて、何人が正確に答えられるでしょうか?
どうですか、ソクラテスの言うとおり「無知の知」がどれだけ重要かご理解いただけたかと思います。
自分が情弱ということも認識できない人が、テレビや新聞の情報だけで大騒ぎする訳です。
どこで情報を入手すればいいの?

デマに騙されないためには、情報を自分から積極的に取りに行く必要があります。
とはいえ、新聞やテレビを見るだけでは不十分。なぜなら、マスメディアの情報はかなり信頼性が低いからです。
そう、テレビや新聞を盲目的に信じている人は、情報弱者に陥りやすい…
なぜ、マスメディアの情報が信頼できないかわかりますか?
それは、スポンサーに忖度しているので、情報の公平性が著しく低いからです。
要は、スポンサーにとって都合の悪いことは発信しないわけです。
とはいえ、国や各省庁の情報も、戦前の大本営発表のようにプロパガンダ化する可能性もあります。
ですので、テレビ・新聞、国・省庁、専門家の意見、公共の研究機関、時にはツイッターなども併用しながら、多角的に情報を収集する必要があるでしょう。
もちろん、すべてにおいてそれほど突き詰める必要はありませんが、少なくとも自分の生活に直接影響のあることは、信頼性も考えながら情報収集することをおすすめします。
まとめ
ツイッターでは、よく情弱の人に注意喚起がなされていますが、そもそも情報弱者って認識が欠如しているので騙されてることに気づかないんですよ。
情報商材・マルチの被害者や、デマを信じて買いあさりをする人が最たる例ですね。
だから、「なんとなく知っとかないとダメなのかな?」って思った時点で、もう新しいステップに進んでいるのは確実です。
そりゃホリエモンとかキングコングの西野亮廣さんなんて化け物と比べたら足元にも及びませんが、それでも情弱だと認識した時点でかなり上位にいることは間違いありません。
自分は何も知らないなんて思わず、自信を持ってださいね!
ではでは、さようなり~