こんにちは。
一日1~2時間の作業で月20万円前後の収益を得ている副業ブロガー。「ニッチジャンルで安定的に稼ぐブログ理論」を提唱しているユキスキです。
前回までのシーズン4で、ブログ運営の下準備はすべて完了しました。シーズン5からはSEO編に突入です。
↓前回までの記事まとめ
シーズン5の第一話は、グーグルサーチコンソールの設置方法について解説していきます。
目次
グーグルサーチコンソールってなに?


ブログを本格的に運用するにあたって、まず最初に設定しなければならないものが2つあります。
それが、グーグルアナリティクスとグーグルサーチコンソール。どちらも、ブログが正しく運営できているか調べるものです。
グーグルアナリティクスは訪問者数や閲覧数などを集計するもの。まぁアナリティクスの運用方法に関してはなんとなくお分かりいただけると思います。
訪問者数や閲覧数の増減で、ブログの方向性が合っているかどうか指標になりますからね。(グーグルアナリティクスはこのあとの記事で説明します)
対してグーグルサーチコンソールは、読者が記事を見る前の行動を調べたり、ブログ内部を管理・改善するために使用します。
…いまいちピンとこない。わかります(笑)
では、具体的にサーチコンソールの機能についてお話しましょう。
■検索のパフォーマンス

ブログ全体のパフォーマンスを知ることができます。
- 合計クリック数…指定した期間内にブログがクリックされた回数。
- 合計表示回数…検索結果に記事が表示された回数。
- 平均CTR…検索結果に表示されて、実際にクリックされた確率。
- 平均掲載順位…各記事の検索結果での平均順位。
■検索キーワード

読者がどのようなキーワードで検索し、記事がどれだけ表示・クリックされたかわかります。
■カバレッジ(エラーの確認)

表示エラーの確認ですね。たとえば、何らかのエラーでブログ記事が検索結果に表示されてない場合、この画面で警告してくれます。
■リンク

外部、もしくは内部でどれだけリンクが貼られているかがわかります。
リンク数はSEO(検索上位に表示するための施策)にも影響するので、ブログを運営していく上で重要な指標となります。
■表示速度

パソコン、モバイル(スマホ)の表示速度を調べることができます。表示速度もSEOにとって大事な要素の一つです。
■URL検査(インデックスの確認)

ブログがしっかり検索エンジンに認識されているか調べるものです。(インデックスといいます。)
図書館をイメージしてもらうとわかりやすいです。そもそも、棚に自分の本が置いてなければ、誰も閲覧できないですよね。
ちゃんと棚に自分の本が置かれているかを調べるのがURL検査というわけです。
他にも機能はありますが、とりあえずメインで使うのは上記の6つになります。
サーチコンソール登録してみよう!
サーチコンソールがどのようなものかお分かりいただけたところで、実際に登録してみましょう。
グーグルアカウントがあれば簡単に登録できます。逆に、アカウントがないと登録できないので、先に作っておきましょう。
↓サーチコンソールのホームページ

今すぐ開始をクリック。

ログインしてください。(グーグルアカウントがない方は、「アカウントを作成」をクリック)

「プロパティタイプの選択」という画面で出てくるので、「URLプレフィックス」に登録したいブログのドメインを入力しましょう。
私のブログの場合、「https://yukisuki.xyz」となります。

つづいて、所有権の確認という項目が現れます。当然ながら、本人確認しないといけません。
下の方に行くと「その他の確認方法」という項目がありますので、「HTMLタグ」欄の謎の呪文をコピーしてください。

今度はワードプレスの管理画面を開き、「All In One SEO Pack」→「一般設定」をクリック。
「All In One SEO Pack」をまだインストールしてない方は、下記の記事を参照ください。

「ウェブマスター認証」のグーグルサーチコンソール欄に先ほどの呪文をペースト。
この時、添付したパスワード内の、青字部分は不要なので削除してください。必要なのは上記の赤字部分だけです。
最後に「設定の保存」を忘れずに。

「所有権の確認」画面に戻り、あらためて確認ボタンをポチります。

無事、本人確認が取れました!

完了を押すと、サーチコンソール画面へ移動します。これで登録は完了です!
当然まだ真っ白ですが、忘れないうちにブックマークしておきましょう。
XMLサイトマップを登録しよう!


以前、シーズン4「All In One SEO Pack」の記事で、XMLサイトマップの説明をしました。
XMLサイトマップというのは、検索エンジン向けの記事一覧を作ることです。
これを作らないと、せっかく記事を書いても検索エンジンになかなか発見してもらえません。
とは言っても、やり方は超簡単!
まずは、「All In One SEO Pack」側の設定を済ませてください。
エピソード1から読んでいただいている読者さんならすでに設定は済んでいると思いますが、途中からご覧になられた方は下記の記事を参照ください。

つづいて、サーチコンソール内の「インデックス」→「サイトマップ」をクリック。

「新しいサイトマップの追加」という項目が現れますので、sitemap.xmlと入力して「送信」ボタンをクリック。
↓下記をコピーして使ってね!
sitemap.xml

サイトマップが送信されました。

ステータスが「成功しました」ならOK。
これで、サーチコンソールくんが「お~い、検索エンジンくん!このブログの記事、更新されてるよ~」って声かけしてくれます(笑)
ちなみに、この作業は最初の一回だけです。あとは自動更新されますのでご安心ください。
サーチコンソールを活用してみよう!


さて、導入したは良いけど、このままではどうやって活用したら良いかわかりませんよね。
まぁ使っていくうちに必要な情報は分かってくるようになりますが、まずは毎日にサーチコンソールを見ることから始めてみましょう。
検索のパフォーマンス

■合計クリック数
通常は記事数が増えるとクリック数も増加します。記事を増やしても変わらない場合は、内容に問題があるかもしれません。
■合計表示回数
合計クリック数と同じく、記事を増やしても表示回数が変わらない場合は、内容を改善すべきでしょう。
■平均CTR
せっかく検索結果に表示されても、クリックされなければ意味がありません。クリックしたくなるような魅力的なタイトルを考えましょう。(目標は10%以上)
■平均掲載順位
平均掲載順位は10位以内を目標とすると良いでしょう。閲覧数が多いブログは、おおむね平均掲載順位10位以内を確保しています。
検索キーワード

自分のブログが、どういった検索キーワードで流入しているのかがわかります。しっかり狙ったキーワードで検索されているか確認してみましょう。
また、意外なキーワードでアクセスを拾っている場合もあります。そんな時は、記事内容をリライトして強化します。
カバレッジ(エラーの確認)

エラーを放置すると、検索エンジンからペナルティを受けてしまう場合があります。メールで通知される場合もありますが、ご自身でも定期的にチェックしましょう。
リンク

リンクはSEO(上位表示するための施策)にとって最も大事な要素の一つです。
初期段階ではほとんど外部からのリンクはもらえませんが、悪質なスパムリンクもあるので定期的にチェックしましょう。
表示速度

グーグルはユーザーファーストを掲げています。表示速度の遅延は読者にとって良いことではないですよね。
あまりに低速のURLが多いようでしたら、改善する必要があります。
まとめ


いかがでしたでしょうか。
正直、ブログ開始段階では、XMLサイトマップ以外ほどんど役に立ちません(笑)
しかし、記事が増えれば増えるほど、重要になってくるのがサーチコンソールのデータ。
たとえば、100記事書いた時点でデイリー100PV(閲覧数)しかなかったら、明らかに方向性が間違っています。
キーワードやCTRのデータを見て改善する余地があるでしょう。(リライトや改善方法については別記事で解説させていただきます。)
最初はなんとなく眺めるだけでも構わないので、毎日サーチコンソールを見るクセをつけましょう。
ブログ初心者でもできるSEO対策については、下記の記事にまとめてます。合わせて参照ください。