誰でも簡単に登れるよ!富士登山の裏攻略法こっそり教えます【夏期】

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こんにちは、らくスノです。

今年も山開きして、本格的に夏の富士山登山シーズンが始まりましたね。

毎年20万人以上が登山する中、「今年こそ富士山に登りたい!」なんて方も多いのではないでしょうか。

インターネットで富士山登山を検索すると、ツアーから攻略法までいろいろ出てきますよね。

しかし、富士山を含め15年以上登山経験のある私は、ふと攻略法を見て「本当にそうなのかなぁ」なんて感じることがあります。

デフォルトのように、「○○準備しましょう」なんて書いてありますが、本当にそこまでする必要ってあるのかなって…

というわけで、今回はらくスノが考える富士登山裏攻略法についてお話ししたいと思います。

※これからお話しする内容は、あくまで山開き期間に限った見解です。

 

はじめに

「日本に生まれたからには、いつか富士登山してみたい!」

そんなあなたが大好きです!

目の前にいたらハイタッチしてますよ(笑)

しかし相手は標高日本一の富士山、しかも登山経験がない方なら誰しも不安になりますよね。

いやいや、実は富士山なんてこの攻略法を使えば、簡単に登れてしまうんですよ!

次項から順を追って解説させていただきます。

 

富士山ってどんな山?

今更私が説明するまでもなく、静岡県と山梨県にまたがる日本一高い山、それが富士山です。

竹取物語などにも描写がある富士山ですが、登山の歴史は古く、すでに平安時代から行われていました。

江戸時代には富士講といわれる信仰登山が流行し、観光としては明治以降に盛んになりました。

 

標高は3775mで、2位の北岳(3193m)、3位の奥穂高岳・間ノ岳(3190m)と比べても圧倒的です。

また、変わった特徴として、富士山は独立峰であるため、南アルプスにある北岳や北アルプスにある奥穂高岳などと比べても独特の山容をしていますね。

 

しかし、確かに標高だけ見ればとても難しい山のように感じますが、実は難易度としてはそれほど高い山ではありません。

日本百名山中、例えば関東の山で比べると筑波山と同じレベル、丹沢山よりも難易度は低いのです。

 

どこから登るの?

通常は最寄駅から、登山バスに乗り登山口まで向かいます。

例えば、一番メジャーな登山道吉田口は、富士急行線河口湖駅・富士山駅から登山バスを利用するか、バスタ新宿などから出ている高速バスを利用するのが一般的です。

車の場合はマイカー規制を行っているため、どちらにしろ途中でバスに乗り換える必要があります。

下山後は疲れも溜まっていますし、ふもとで宿泊しない場合は公共交通機関を利用するのがベストでしょう。

出典:http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/yoshida.shtml

 

登山口まで行けば、あとは頂上まで一本道ですので迷うことはありません。

では、なぜ富士山が簡単に登れるのか、次項から具体的に説明させていただきます。

 

富士登山が簡単な理由①地図が不要

では、富士山が簡単に登れる理由とはなんでしょうか。

決して精神論や感覚で言ってるわけではありませんよ(笑)

富士登山が簡単な理由その1、それは地図がいらないからです!
通常登山する場合は、地図読みは必須です。

個人的には、危険度の高い山はメンバー全員地図読みができることが望ましいと思っています。

実際、ガイドが迷ったり動けなくなって、地図の読めないツアー客が遭難した例はたくさんあるのです。

 

それに比べ、富士山はメジャーな4ルートとも一本道なので、地図が一切不要。
しかも、道に迷いそうな場所には、必ずロープや鎖があります。

さらに、シーズン中は登山客だらけで迷いようがない(笑)

もし不安なら、アプリやPDFをダウンロードしたり印刷すれば十分。

最悪、迷ったり動けなくなっても山小屋が点在していますし、すぐ助けを求めることができます。

 

富士登山が簡単な理由②登山道が整備されている

富士登山が簡単な理由その2、登山道がきちんと整備されていて危険箇所が少ないからです!

登山道や山小屋がしっかり整備されているので、安全面や体力面でそれほど心配することはありません。

※もちろん登山ですので、絶対安全ということではないですが…

例えば、北アルプスの3000m峰などはしっかりスキルを身につけて登る必要がありますが、富士山では危険箇所も無いですし、体力さえあれば簡単に登頂可能です。

しかも、今まで老若男女様々な方と富士登山に行きましたが、体力的に登れないという方はいませんでした。

むしろ敵は体力よりも高山病です。※高山病の攻略法については後述しますね。

「なんか私でも登れそう!」
おっしゃる通りです、誰でも登れます!

次項からは具体的な攻略法について解説したいと思います。

 

ツアーは利用しない

いきなり、旅行会社に喧嘩を売るようなタイトルを付けてしまいましたが(笑)

いざ登山初心者の方が富士登山するとなった時、はじめに思い浮かべるのが登山ツアーではないでしょうか。

確かにベテランガイドが案内する富士登山は安心かもしれません。

しかし、私からすると登山ツアーはデメリットも多いように感じます。

ツアー利用のデメリット①多少天気が悪くても実施してしまう

雨天決行です。台風時などの荒天でやむなく中止となる場合のみ、前日の午後8時までに、こちらからご連絡します。 必ず連絡のとれる携帯番号をお知らせください。連絡のない場合は、催行予定です。

引用:ビップツアーホームページ

そうなんです。

当然ツアーは、登山が実施されないと料金が発生しません。

ですので、多少天気が悪くても強引に実施してしまいます。

「こんな天気じゃ登れない」なんて断っても、しっかりキャンセル料金が発生するのです。

悪天候のデメリットは後述しますが、正直曇りや雨の日に富士山に登っても全く楽しくないのは容易に想像できますよね。

悪天候の富士登山は、はっきり言って修行です(笑)

実際、トムラウシ山では強引にツアーを決行したことで大惨事となりました。(トムラウシ山遭難事故

少なくても友人同士なら順延することもできますし、天気の悪い日にわざわざ登るなんてことはないでしょう。

出典:http://ienaga.blog66.fc2.com/blog-entry-371.html

 

ツアー利用のデメリット②自分のペースで歩けない

なお、ツアーの万全を期すため、富士登山の参加は6歳以上満75歳までとさせていただきます。6歳未満、76歳以上の方のご参加はご遠慮ください。

引用:ビップツアーホームページ

自分のペースで歩けないというのは大変ストレスがたまります。

例えば、ツアーにご年配の方、体力が無い方がいた場合どうなるでしょうか?

上記の引用を見ればわかる通り、ツアーは小学1年生から75歳まで参加できます。

当然、ガイドはその方にペースを合わせて登るわけです。

そうなると、ご自身は元気満々でもお鉢めぐり(頂上を一周すること)できなかったり、場合によっては登頂できないなんてこともあります。

当然、その際に払い戻しなんてことはありません。

 

ツアー利用のデメリット③体調が悪くても参加せざるを得ない

団体行動となりますので、スケジュールの関係上時間に制約があります。その為、お客様の体調、体力によっては、リタイアをお薦めする場合があります。

引用:ビップツアーホームページ

体調がすぐれない場合も当然キャンセル料が発生するので無理して行かざるを得ません。

※登山ツアーは、入金した時点で契約成立となり、各旅行代理店の規定に則ったキャンセル料が発生します。

結果、頂上まで到達できなかった挙句、料金は満額支払わなければいけないという悲しいことになってしまいます…

 

ツアー利用のデメリット④ガイドが面倒を見きれない

大手旅行代理店が行うツアーでは、ひどい場合十数人を一人のガイドが案内することもあるようです。

私は富士登山のガイドツアーを利用したことはありませんが、実際にその光景を見ました。

普通に考えて、一人が十数人の体調やペースを管理できると思いますか?

せめて5〜6人が限界です。

事実、後方のツアー客が怪我した事に気付かず、進んでしまったなんてトラブルもあります。
また、ガイドは登山マナーを教えることも大事な仕事。

例えば団体客は連なって登ると、他の登山客の邪魔になってしまいます。

そこで、通常は後方のサブリーダーなどが声をかけ、ペースの早い方に道を譲るなどの気遣いが必要なんですが、ツアーによっては、そのサブリーダーがいないなんてこともあるのです(笑)

最初からガイドに放置されるくらいなら、仲の良い友人グループで登った方がいいですよね。
※全ての富士登山ツアーに当てはまる内容ではありません。

 

天気が良い日に行く

「今日は天気悪いけど、次いつ集まれるかわからないし登ろうか~」

いやいや、こんな時は素直に中止する勇気を持ちましょう。

前述のツアーの項でもお話ししましたが、荒天時に登山するのは修行でしかありません。

単独峰なので風雨が強いですし、ガスで風景写真も撮れないんですよ…なんも楽しくないですよ(笑)

 

それに、寒くなって山小屋内で休憩しようにも…

休憩につきまして、午前4時以降から休憩できます。
また休憩料金は、お一人様3,000円です。

引用:https://www.goraikoukan.jp/qanda/

そうです、料金を取られます。

晴天時なら、屋外にたくさんベンチがありますので問題ありません。

誤解の無いように追記しますが、これは決して山小屋批判ではありません。

むしろ、こういったスペースの限られた場所で営業している以上、料金を取るのは当然だと思います。

 

そして、もっとも危険なのが低体温症。

真夏でも頂上付近は6度前後、それに加えて雨と風があったらなんて考えると、困難なのは容易に想像できますよね。

出典:気象庁 気象統計情報より

頂上に立ちたいなら、晴天時に登ることをおすすめします。

 

荷物は極力軽く

これは登山初心者の方でもご理解いただけると思います。

荷物が重いほど体力を消耗しますので、できるだけ余計な荷物は持って行かないようにしましょう。

 

特に重くてかさばる物といえば水ですね。

通常は2リットルくらい持参すると安心なんですが…2ℓペットボトル1本の分の重量って相当あります。

ですので、例えば500mmのペットボトルだけ持参して、残りは山小屋で購入するのもよろしいかと思います。

※水の値段は七合目で500ml400円前後です。

 

また、食料は山小屋で購入できますし、休憩を兼ねて昼食をとるのも良いですね。

※基本的に山小屋内は宿泊客か昼食など注文しないと休憩させてくれません。

当然富士山料金ですので街で購入するより高いですが、体力の消耗を考えたら2000~3000円くらい安いものだと割り切りましょう。

 

服装なんてどうでもいい

逆に服装はとことん節約してください。

もちろん頂上は6ど前後ですので防寒着は必要ですが、わざわざ登山用の服を買う必要はありません。普通に揃えたら何万もかかりますからね…

全身ユニクロかGU、メルカリやヤフオクで2000~3000円くらいで揃いますし、同等のものがあればわざわざ買う必要もありません。

ジャケットは頂上でしか着ないので、シティユースのものを流用しても良いでしょう。

あえてアドバイスするなら、素材は綿よりポリエステルなどの化成繊維のほうが汗などの乾きが早いのでおすすめです。

 

街で使ってるリュックサックでも良いですか?

まったく問題ありません!

なんなら斜めがけバッグでも行けます。

もちろん、前述のように荷物が少ないことが前提ですが…

しいて言うなら、砂埃で汚れますのあまりお気に入りのものは使用しない方がいいですね。

 

スニーカーでも大丈夫ですか?

ぜんぜん大丈夫ですよ!

ただし、コンバースのオールスターやバンズのスリッポンのような薄い生地のものではなく、厚手でソール(裏面)の山がしっかりしたスニーカーを選びましょう。

特にハイカットシューズは石ころが入らず、足首も保護できるのでベストですね。

もちろん、靴にしたって服装にしたって専用のものを購入したほうが良いんですよ。

だって普通のスニーカーじゃ石ころは靴の中に入るし、砂が滑るし…

でも、1度しか行かないかもしれない登山で、1万円の登山靴をわざわざ買う必要もないというのが私の考えです。

お金が足かせになって富士登山ができないなんてもったいないじゃないですか!?

もちろん、前述のように天気が良いことが前提ですが、登山道も整備されていますのでスニーカーでも登れないことはありません。

 

少数精鋭で登る

なぜ少数精鋭で挑戦したほうが良いか、一番の理由は体調不良で下山する確率が減るからです。

富士登山で山頂まで行けない理由の一つとして、高山病があります。

高山病は体力や運動能力はいっさい関係ないので、現場でないと判断ができません。

大人数で行くと、確率としてそれだけ高山病になる人が増えるのです。

 

私も以前、友人8人で富士登山しましたが、八合目で一人が高山病になり全員下山せざるを得ませんでした。

もちろん、本人は「私を置いてみんな頂上を目指してくれ!」なんてB級映画なみの名言を残すのですが(笑)

みんな心の中では頂上に行きたいと思っていても、悪者になりたくないから言い出せないんですよ。

結局その時も、「お前だけ残して先に行けないよ!」なんて誰かが言って、そのまま下山することになりました。

 

また、少数精鋭だとペースやが管理しやすいので、それこそ体育部出身のグループだったら、休憩なしでガンガン登っても良いでしょう。

さすがに最初から単独とは申しませんが、富士登山は2~3人でサクッと登るのがベストだと思います。

 

山小屋には泊まらず弾丸で行くべき

これ、本当に疑問だったんです。

どの富士登山ハウツーでもデフォルトのように山小屋泊を勧めるのですが…はっきり言って、山小屋で寝る意味あります?

 

正直、山小屋慣れしていないと寝るどころか休憩もできないです。

あかの他人と隣り合わせに寝る時点でアレですが…特にピーク時の山小屋はすし詰め状態なので寝返りも打てません。

いびきがうるさかったり、夜中に荷物をガサガサあさる非常識な人もいます。私がわざわざ登山にテントを持参する理由の一つがこれなんです…(富士山以外)

それに、高山病になったら頭が痛くてとても寝るどころじゃないですよ、逆に疲れがたまるだけです。

私は十数回富士登山を経験していますが(無雪期)、1度だけ山小屋に泊まったことがあります。

そのときは4人グループだったのですが(私意外は登山経験ほとんど無し)、夜明けまでしっかり寝れたのは私だけだったようです(笑)

他のメンバーはやはり上記の理由でまったく休めず…

 

ちなみに、高山病はいくら慣らしてもなる人はなります。

そして、いったん高山病になったらいくら休憩しても酷くなるばかり、下山しないと治りません。

それならいっそ、当日朝一のバスで登山を開始して、日帰りで登ったほうがまだ登頂の可能性は高いと思いませんか。

出典:http://natsukotravel.blog.fc2.com/blog-entry-1733.html

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでご覧頂ければ、富士山には簡単に登頂できることがお分かりいただけたかと思います。

「偉そうに話しているらくスノさんはどうなのよ?」

私ですか、もちろん万全の装備で登山しますよ…富士山以外は(笑)

 

 

でも、富士山に限って言うと、そんなに気張って登らなくてもよいというのが私の考えです。

むしろ、気軽に富士登山を楽しんでいただき「山登りって楽しいな!」とか「もっと他の山にも挑戦してみたい!」なんて思ってもらえたら、それだけで嬉しいですね!

 

ダメだと思ったら早めに下山すれば良いだけの話です。

ただし、ゴミやトイレのマナーだけは事前に調べた上でしっかり守ってくださいね。

  • 動植物や石を採ってはいけない
  • ゴミはすべて持ち帰る
  • 絶対に登山道を外れて歩かない
  • 岩などに落書きをしない
  • 公共のトイレはきれいに使用する

これだけは初心者・ベテラン関係ないですので。

 

この記事が参考になれば幸いです。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京在住、元スノーボードインストラクターという一風変わった肩書きを持つ35歳のサラリーマンで、子育てと父親のあり方について考える子育てプロデューサー。 独身時代から多趣味なことが災いし、子どもが生まれたあともしばらくは自分中心の生活を続けていましたが、ある出来事をきっかけに改心して、今では娘と過ごす時間を一番に考え充実した毎日を過ごしています。