- ブログタイトルのつけ方の基本は?
- クリックされやすいタイトルってどんなもの?
- すぐに使えるブログタイトルのテンプレってないの?
こんにちは。
一日1~2時間の作業で月20万円前後の収益を得ている副業ブロガー。「ニッチジャンルで安定的に稼ぐブログ理論」を提唱しているユキスキです。


ゆき子さんのように、思いつきでブログタイトルをつけてる方も多いのではないでしょうか?
でも、実はブログタイトルってめちゃくちゃ重要な要素なんです。
だって、いくら記事の内容が良くても、魅力のないタイトルではクリックされませんからね。
以前お話ししましたが、CTRが低いとその記事は検索エンジンに評価されません。
グーグル検索のインプレッション(タイトルが見られた回数)から、実際にクリックされた確率のこと。
また、自然にキーワードも混ぜなければいけないので、意外と悩みます(笑)
でも大丈夫!
この記事を最後まで読んでいただければ、きっとクリック率が上がるブログタイトルをつけることができます。
目次
タイトルのつけ方の基本


たとえばアメブロなんかだと「ねむい!」とか「お出かけ!」とか一言タイトル多いですよね。
もちろん趣味でやる分にはそれでも構いませんが…
少なくてもブログで収益を得たいなら、クリックしたくなる魅力的なタイトルにしなければなりません。
実は、クリックされやすいタイトルには、一定のルールがあります。
- キーワードを入れる
- タイトルは30文字以内に収める
- タイトルだけで記事の内容が分かる
- 読者の感情を揺さぶるタイトル
次項から詳しくお話ししていきます。
キーワードを入れる
まずは、大前提としてキーワードを入れましょう。
たとえば、あなたがティファールの自動調理鍋を探していたとします。
「超簡単!この鍋やばいんだけど!」
こんなタイトルの記事が出てきて、果たしてクリックするでしょうか?
ほとんどの読者はスルーしますよね(笑)
この場合は、しっかり「ティファール」「自動調理鍋」というキーワードを入れなければいけません。
最近はグーグル検索の精度が高いので、わざわざタイトルに入れなくても、文章の流れからキーワードを読み取ってくれます。
でもね、結局読者からクリックされなければ記事の評価は下がってしまうのです。
インプレッション(検索で表示された回数)から、実際にクリックされた回数を割った数字を、専門用語でCTRなんて言ったりします。
このCTRが悪いと、記事の評価が下がるのです。
なお、キーワードの選定方法については、下記の記事を参照ください。
タイトルは30文字以内に収める
基本的にタイトルは30文字以内に収めるようにしましょう。
なぜなら、30文字以上になると文字が省略されてしまうからです。
当ブログの「【iPhone不具合】接続と切断が連続で繰り返される症状についての解決法」という記事があるのですが、下記のように表示されます。
■パソコン(30文字まで)

■スマホ(33文字まで)

正確に言うと、パソコンは30文字まで、スマートフォンは33文字まで表示されます。どちらにも合わせるなら、30文字以内というわけです。
タイトルが30文字を超えてしまった場合
でも、どうしても30文字以上になってしまう場合もありますよね。そんな時は、どうしたら良いのでしょうか?
■キーワードを30文字以内に入れる
キーワードが入ってないと、そもそも読者にクリックされない可能性も…SEO的にもよくないです。
そんな時は、前後を入れ替えたりして、キーワードを30文字以内に入るようにしてください。
例
✖プロも絶賛!セットするだけで簡単に調理ができるティファールの圧力鍋の使い方をご紹介します!
○セットが簡単!プロが絶賛したティファールの圧力鍋の使い方ご紹介します!
※アンダーラインが30文字、赤字がキーワード。
■接続詞を減らす
接続詞など余計な文字を削ると、うまくキーワードを入れることができます。
例
✖プロも絶賛!セットするだけで簡単に調理ができるティファールの圧力鍋の使い方をご紹介します!
○プロ絶賛!セットするだけ簡単調理ティファール圧力鍋の使い方をご紹介
■キーワードを見直す
単純にキーワードが多過ぎるのかもしれません。キーワードは基本的に3つまで。
それ以上になる場合は、記事を分けましょう。
例
✖プロも絶賛!ティファールの圧力鍋の使い方と簡単時短メニューの作り方をご紹介します!
○プロも絶賛!ティファールの圧力鍋の使い方を紹介します!
■はみ出す部分は抜粋で補足
どうしてもタイトルで伝えきれないのであれば、抜粋で補足しましょう。

これがパソコンの抜粋部分。

スマホはこんな感じで表示されます。ちゃんと検索エンジンがキーワード(太字部分)も拾ってくれてますね。

抜粋は、ワードプレスブロックエディターの「文章」→「抜粋」で指定することができます。
表記揺れは気にしないでOK
同じ意味で2つ以上の単語があることを表記揺れといいます。
表記揺れの例
- スケートボード→スケボー
- 木村拓哉→キムタク
- テイクアウト→持ち帰り
この場合、グーグル検索が自動的に本来の意味に解釈してくれます。ですので、タイトルを短くするため表記揺れを最大限に活用してください。
簡単にタイトルの文字数をカウントする方法


グーグルクロームをお使いの方なら、簡単に文字をカウントできます。

クロームウェブストアから「かんたん文字数カウント」を追加してください。

登録はこれだけでOK!再起動するまでもなく、すぐに使えます。

数えたい文字をドラッグして選択。右クリックで「選択したテキストの文字数をカウント」をクリック。

ほら、簡単でしょ!
ちなみに、グーグルアカウントがないと当然使えません。アカウントをお持ちでない方は、下記を参照ください。
タイトルだけで記事の内容が分かる
タイトルを30文字以内に収めたところで、内容が伝わらなければ意味がありません。
「ティファール自動圧力鍋の使い方」なんてタイトルでは、読者に記事の内容が伝わりません。
俳句と一緒ですね。短い文字数でいかに読者に想像させるかが重要です。
- 「手間いらず!ティファール自動圧力鍋の使い方」
- 「メニューが豊富!ティファール自動圧力鍋の使い方」
- 「お肉が柔らかい!ティファール自動圧力鍋の使い方」
これならどうでしょ?一言加えるだけで、記事の内容が想像しやすいと思いませんか?
こういうのって、特にビジネス本のタイトルとかすごく勉強になります。
- 多動力
- 嫌われる勇気
- ユダヤの商法
- メモの魔力
- ブログ飯
一言で内容を想像できるってすごいですよね。
タイトルは、ひと目で内容がわからないとクリックされないと心得てください。
次項では、魅力あるタイトルをつけるコツについて、具体的なテンプレとともに説明したいと思います。
読者の感情を揺さぶるタイトル


喜怒哀楽なんでもいいです。とにかく読者がクリックしたくなるようなタイトルをつけてください。
「ティファールのおすすめ圧力鍋ご紹介します!」
「プロも絶賛!ティファールの圧力鍋ご紹介します!」
どうです?後者のほうが感情が揺さぶられませんか?
だって、「プロが絶賛した!」って言われたら誰だって気になるじゃないですか。
結果的にインプレッション(検索結果の表示回数)からのクリック率が高ければ、「圧力鍋 おすすめ ティファール」というワードで上位表示される可能性が高くなります。(もちろん内容がともなっている前提ですが…)
大事なのは「読者の感情を揺さぶるインパクトのあるタイトル」と覚えておいてくださいね!
感情を揺さぶるタイトル例14パターン
それでは具体的に、読者の感情が揺さぶられ、思わずクリックしたくなるタイトル例を挙げていきましょう。
キーワードを「最新 圧力鍋」と仮定します。
最初にダメなタイトルの付け方を紹介しましょう。
「最新の圧力鍋を紹介します」
どうです?感情揺さぶられませんよね(笑)
要は煽ろうが虎の威を借りようが、インパクトが残れば良いのです。(もちろん釣りタイトルなんてのは論外ですが…)
疑問タイトル
「最新の圧力鍋って何が進化したの?違いご紹介します」
もっともスタンダードな疑問パターン。
形はどうあれ、読者は悩みを解決したいわけですから、その疑問を読み取ってそのままタイトルにすれば、クリックしてもらえる可能性が高くなります。
煽りタイトル
「えっまだ知らないの?最新の圧力鍋紹介します」
感情を揺さぶるといえば、「煽る」はかなり効果的です(笑)
読者としては、「そんなに言うなら見てやろう!」ってなりますもんね。
ただし、あまりセンシティブ(敏感な問題)なことで煽りタイトルを入れると本当に炎上してしまうので、ほどほどにしておきましょう。
比較タイトル
「ティファールとフィスラーの最新圧力鍋を比べてみた!」
iPhoneとアンドロイド、ドコモ・ソフトバンク・auなど、すでに対象が絞られている場合は比較タイトルがおすすめです。
ピンポイントのタイトルをつけたほうが、より読者に響きやすくなります。
ただし、例文のように商標キーワードで上位表示するのはかなり難しいので、その点は理解しておきましょう。
ネガティブタイトル
「壊れやすい?使いにくい?最新の圧力鍋を試してみた!」
なぜ、新聞やニュースがネガティブなニュースをトップにもってくるかご存知ですか?
単純にそのほうが注目度が高まるからです。
「栃木県ではいちごが豊作でした!」
「栃木県で巨額詐欺事件が発生しました!」
どちらのニュースをクリックしたくなるかは明白ですよね(笑)
同じように、ポジティブワードよりネガティブワードのほうが注目が集まりやすいです。
メリットタイトル
「時短メニューで片手間料理!最新の圧力鍋ご紹介します」
もっともシンプルで使いやすいのが、一言でメリットを伝えるタイトルです。
開かないと内容がわからない記事より、タイトルである程度把握できたほうがクリック率も高くなります。
損失回避タイトル
「時間を無駄にしてませんか?最新の圧力鍋ご紹介します」
人はメリットよりデメリットを回避したい心理が働きます。
その心理を逆手に取って、記事を読まないと損するようなタイトルでインパクトを与えます。
前項のメリットタイトルは使いやすい分ライバルの記事に埋もれてしまう可能性があるので、あえて損失回避タイトルをつけて差別化をはかる戦略もあります。
おすすめ○○選タイトル
「おすすめの最新圧力鍋4ブランド紹介します!」
こちらも、メジャーなタイトルの付け方ですね。ユーザーもタイトルである程度記事のボリュームがわかるので、クリックされやすい傾向にあります。
当然ながら、見出しは箇条書きであることが条件ですね。
インパクトタイトル
「必見!最新の圧力鍋ご紹介します」
ずばり、インパクトだけを狙ったタイトルです(笑)
「必読!」「まさか!?」「信じられない!」「解決!」などの単語を組み合わせると、インパクトのあるタイトルが完成です。
言葉自体の意味はともかく、裁判官のハンマーのように注目させる効果があります。
限定タイトル
「最新の圧力鍋のひみつ、あなただけにこっそり教えます」
そもそもウェブで発信している時点で秘密も何もないのですか(笑)なんか、重要なことが書いてそうなタイトルですよね。
心理学的にも、人間は限定やレアという言葉に弱いことが分かっています。
こういったタイトルは、クリックされやすい傾向にあります。
共感タイトル
「いっしょに最新圧力鍋で美味しい生活始めてみませんか?」
ある程度ターゲットが決まっているなら共感タイトルもおすすめです。
人間って、他者に同調する習性があるので、「一緒に」とか「みんなが使っている」なんて言葉を添えるだけで気を引く効果があります。(同調バイアスなんて言ったりしますね。)
虎の威タイトル
「プロも絶賛!?最新の圧力鍋大特集」
まさに虎の威を借りるタイトル(笑)「専門家が厳選!」とか、「プロがすすめる!」なんてタイトルを入れると、いっきに注目度が高まります。
ただし、釣りタイトルにならないよう、しっかりとした裏付けを持った信ぴょう性のある記事を書く必要があります。
また、勝手に個人名をタイトルに出すと後で問題になる可能性もあるので、その点には留意してください。
金額・数量訴求タイトル
「1万円以下で買える!最新の圧力鍋紹介します」
金額や数量で訴求するタイトルは、商品の価格やクオリティに開きがある場合に有効です。
実際、皆さんも「おすすめ圧力鍋」なんて記事をクリックしたら、全部3万円超えの高級品ばかりだったらどうでしょう。すぐに離脱しますよね。
あえてタイトルでターゲットを絞ることで、誤クリックを防ぎSEO効果を高めることができます。
ターゲット限定タイトル
「初心者でも簡単に調理できる!最新の圧力鍋紹介します」
前項と同じように、タイトルでターゲットを絞ることによって、読者にピンポイントでセールスすることができます。
すべてのユーザーを受け入れてしまうと、途中で離脱される可能性が高くなり、SEO的にもよろしくない事態が起こるわけです。
入口のタイトルで余計なクリックをさせないことは、SEO的にも理にかなっているといえます。
【】囲いタイトル
「【動画あり】最新の圧力鍋紹介します!」
文章に入れると不自然な言葉になってしまうとか、キーワードを先頭に持ってきたいときは、【】を使ってみましょう。
「動画有り、最新の圧力鍋紹介します!」どう考えても脈絡が変ですよね。
【】を使うことによって、自然に単語を組み込むことができます。
まとめ


検索ユーザーは一瞬でタイトルをクリックするか判断しています。
皆さんも、検索してからタイトルをクリックするまで何分も迷わないですよね(笑)
だから、一瞬でインパクトを与えられるようなタイトルを付けることが重要なんです。
それに、いくら良い記事を書いていても、読まれなければ意味がありませんからね。
- キーワードを入れる
- タイトルは30文字以内に収める
- タイトルだけで記事の内容が分かる
- 読者の感情を揺さぶるタイトル
もう一度、上記の流れを覚えておいてください。
グーグルサーチコンソールを使うとインプレッション数を見ることができます。
もし、インプレッションに対してクリック数が少ない場合は、タイトルを見直してみてはいかがでしょうか。